仕事の体験談

小さな町役場で保健師デビュー

大学卒業後、地元では保健師の募集がなかったため、大学のある県内で見つけた小さな町役場の保健師採用に応募しました。その町の人口は約3万人。保健師の募集枠は「若干名」とありましたが、実際は1名のみ。応募者は15人ほどいたので、倍率は約15倍でした。

面接で何を話したのか、正直あまり覚えていませんが、「住民のそばで仕事がしたい!」という気持ちだけは強く持っていたことを覚えています。

初めての職場、初めての公務員生活

私が採用されたのは数年ぶりの新規保健師採用だったため、先輩職員との年齢差は最低でも10歳ほど。社会人としても「ひよっこ」だった私は、公務員としての礼儀や仕事の進め方も全く分からない状態でした。

そんな私を、先輩方は優しく見守り、丁寧に仕事を教えてくれました。配属先は健康推進課。保健師は係長1名、正規職員4名、任期付き職員1名の計6名。加えて、栄養士1名、歯科衛生士1名という体制でした。主な業務は母子保健から成人の健康づくりまで。隣の係は高齢者の地域包括支援センターで、そちらにも保健師が2名いました。

町役場の職員は地元出身者が多く、住民との距離がとても近いのが印象的でした。「あの人は○○さんの息子さんだよね」といった会話が日常茶飯事で、住民の暮らしをみんなが把握しているような環境でした。

一人暮らしと初任給の思い出

役場の近くに一人用のアパートがなかったため、少し広めの家族向けアパートで一人暮らしを始めました。初任給は手取りにするとかなり控えめでしたが、初めて自分で稼いだお金で、役場近くの小洒落たレストランで「スペシャルランチ」を注文したときのことは、今でもよく覚えています。ちょっと贅沢をして、頑張った自分を労った時間は特別でした。

皆さんは、初任給で何をしましたか?あるいは、これから初任給を手にする方は何に使いたいですか?

最後に

今回は、小さな町役場での保健師デビューについてお話しました。仕事内容の詳細についてはまた改めてお話ししますね!

明日も良い1日になりますように。にこにこで行こう!

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