あなたにとって仕事をする上で大切なものは何ですか?
「やりがい?お金?役職?それとも名誉?」
仕事を続ける上で大切なものはたくさんありますが、私が一番大切だと思うのは「人間関係」です。
どんなに忙しくて大変な日々でも、気軽に愚痴を言い合ったり、助け合える仲間がいることは、心の支えになります。
忙しかった日々と支えになった人間関係
地元で保健師をしていた頃、私は独身で自由に仕事に打ち込める環境でした。保健師の仕事自体は好きでしたが、正直、目が回るほど忙しい毎日。新人ながら高齢者支援を担当し、中学校区2つを受け持ちながら、地域包括支援センターの後方支援、高齢者の介護予防事業、出前講座、認知症サポーター養成講座など、さまざまな事業やケースを抱えていました。
当時は、プリセプター制度もなく、仕事の進め方は先輩を見て真似しながら覚えるしかありませんでした。毎日22時近くまで残業するのも当たり前。そんな忙しい中でも、なんとか楽しくやってこれたのは、職場の人間関係が良かったからだと思います。
厳しいけど頼れる課長と仲間たち
課長は保健師出身で、普段は面倒見の良いおばちゃん(怒られるかも笑)という感じ。でも仕事に関してはとても厳しく、保健師という職業に誇りを持っている人でした。課長に「保健師ならやり遂げられる!」と叱咤されるたびに、私たち保健師一同は一丸となって頑張っていました。
残業後には仲の良い先輩たちとご飯(という名の飲み会)に行くことも多く、仕事の愚痴やケースの相談、恋愛話まで何でも話していました。時には旅行に行くこともあり、こうした関係が私の原動力になっていました。
人間関係が作る職場の温かさ
コロナ禍以降、職場の人とプライベートで過ごす機会は減ったかもしれません。また、「職場の人と距離を保ちたい」と考える人も多いかもしれませんね。でも、仕事の話だけでは辛い時もあります。
例えば、誰がどんな想いで仕事をしているのか知っていれば、助け合えたり、許し合えたりすることもあります。だからこそ、私は今の職場でも仕事以外の話、家族のことや趣味、好きなことを話せる雰囲気を大事にしています。そういった何気ない会話ができる職場は、本当に良い環境だと思います。
まとめ
今回は、「仕事を続ける上で大切なもの」についてお話ししました。どんなに忙しくても、支え合える人がいるだけで乗り越えられることがあります。あなたにとって「仕事を続ける上で大切なもの」は何ですか?
明日も良い一日になりますように。にこにこで行こう!